この記事では、新築で本当に「つけて良かった!」と思える設備を13個紹介します。
紹介する設備は、私がこれまでセミナーや勉強会など、多くのお客様と接してきたリアルな声などをもとに、ピックアップしました。
住む人の生活に寄り添い、何十年と続く暮らしを豊かにしてくれる設備こそが、後悔しない家づくりの鍵です。
また、「つけなくてもよかった」と言われやすい設備も紹介。
それぞれのメリットや、どんなライフスタイルの方におすすめかまで詳しく解説します。
自身にとってどんな設備がいいのかがわかるようになりますので、以下の動画も含めて、ぜひ家づくりの参考にしてください。
【カテゴリー別】新築で「つけて良かった!」と声が上がった設備13選
こちらでは、新築で「つけて良かった!」と声が上がった設備について、以下の13個紹介します。
時短になる家事楽設備
こちらでは、時短になる家事楽設備について、以下の4つを解説します。
食洗機
- 手洗いの手間から解放される
- 除菌効果も期待できる
- 肌への負担を軽減できる
- 節水効果が高い
食洗機の最大の魅力は、手洗いの手間から解放されることです。食洗機があれば、使った食器を入れるだけで、あとは別のことをする時間に有効活用できます。
また、手洗いでは難しい高温での洗浄・乾燥ができるため、除菌効果もあります。衛生面が気になる方にとって、これは大きな安心材料となるでしょう。
さらに、手荒れに悩む人にとっても、お湯や洗剤に触れる機会が減るため、肌への負担を軽減できます。
オヒサマノイエでは、「ミーレ」や「アーエーゲー」製の食洗機を導入して、好評をいただいています。大容量で食器だけでなく、鍋やフライパンといった調理器具まで一度に洗えるため、非常に便利です。
浴室乾燥機
- 外に干せない状況でも衣類を乾かせる
- 生乾き臭も防げる
- アイロンがけの手間も省ける
- カビ対策に非常に有効
- ヒートショックの対策になる
梅雨の時期や天候の悪い日、花粉が飛散する季節、あるいは夜間に洗濯をしたいときなど、外に干せない状況でも浴室で衣類を乾かせます。
部屋干し特有の生乾き臭も防げますし、衣類をハンガーにかけたまま乾かせるため、シワになりにくく、アイロンがけの手間も省けます。
次に、浴室内のカビ対策に非常に有効です。
入浴後の湿った状態のまま放置すると、カビが発生しやすくなりますが、浴室乾燥機なら、カビの発生を抑制し、掃除の手間を大幅に軽減できます。
ランドリールームや室内干しスペース
- 天候に左右されずに洗濯ができる
- 家事動線が格段に良くなる
- リビングなどに洗濯物を干す必要がなくなる
ランドリールームや室内干しスペースの最大のメリットは、天候に左右されずに洗濯ができることです。天気予報を気にしたり、外出先で急な雨に慌てて帰宅したりする必要がなくなります。
また、夜間に洗濯をしたいときも、室内で完結できるため、家事動線が格段に良くなる点も大きな魅力です。
洗濯には以下の一連の流れを辿りますが、この流れを一つの場所で完結させられるため、移動の手間が省け、大幅な時短につながります。
- 洗濯機で洗う
- 干す
- 取り込む
- 畳む
- 収納する
アイロンがけや畳み作業のためのカウンターを設ければ、作業効率はさらにアップします。
広さの目安としては、家族4人分の洗濯物を干すなら3畳程度が理想です。しかし、使用用途や状況によっては、2畳でも十分なスペースを確保できる場合もあります。
ランドリールームを導入した家の事例については、以下も参考にしてみてください。
タッチレス水栓
- キッチンや洗面所を常に清潔に保てる
- 調理や洗い物がスムーズになる
- キッチンや洗面所のデザイン性を高めてくれる
- 節水効果がある
水栓に手をかざすだけで水が出たり止まったりする機能があれば、料理中に生肉や魚を触った後、汚れた手で蛇口を触る必要がなくなります。
また、土いじりや掃除の後など、手が汚れた状態でも蛇口に触れずに水を使えるため、キッチンや洗面所を常に清潔に保てます。
次に、日々の家事における便利さも大きな魅力です。
手がふさがっているときでも、ひじや腕でセンサーに触れるだけで水が出せるため、調理や洗い物がスムーズ。また、水を出しっぱなしにすることが減るため、節水効果も期待できます。
さらに、見た目もスタイリッシュで、キッチンや洗面所のデザイン性を高めてくれる効果もあります。
快適性を高める空調・環境設備
れにより、家中の温度差が少なくなり、一年を通して快適な室温を保つことが可能になります。ヒートショックを抑えられる。
特に冬場の寒い脱衣所やトイレ、お風呂場などでの温度変化による身体への負担が大幅に減り、高齢者や小さな子どもがいる家庭では、安心して暮らすことができます。
ただし、初期費用が高額になることや一部屋だけを暖めたり冷やしたり、急な温度調整が難しいといったデメリットも
床暖房
- 「頭寒足熱」で心地よい
- ホコリやハウスダスト、空気の乾燥問題が少ない
- 暖房器具のスペースも減らせる
- 暖房器具をしまう手間も省ける
床暖房のの最大のメリットは、「頭寒足熱」の心地よい空間にできる点にあります。
暖かい空気は上昇する性質があるため、頭部ばかりが温まりがちです。一方、暖まった空気や熱源がない足元は冷えたままということがあります。
しかし、床暖房なら、足元から効率よく体を温め、部屋全体を均一に暖められます。冬場、足元がよく冷えるという方には、床暖房はおすすめの設備です。
また、温風でホコリやハウスダストを舞い上げないため、アレルギーを持つ方や、空気が乾燥で、肌や喉を痛めやすい方でも、快適に過ごせます。
さらに、暖房器具のスペースも減らせるため、家具の配置が自由になることもメリットです。オフシーズンに暖房器具をしまう手間も省け、掃除も楽になります。
床暖房ほどコストをかけられないという方は、床下エアコンを設置するのもおすすめです。床下エアコンの設置事例については、以下の事例も参考にしてみてください。
>>ぐるぐるキッチン動線と垢抜けダイニングのある家@寝屋川市
全館空調(小屋裏エアコン)
- 家全体をまるっと快適な温度に保てる
- 内装がすっきりし、空間を広く見せられる
- インテリアの自由度も増す
- 室外機によって、外観を損なうことがない
- 換気や空気清浄機能もつけられる
全館空調は家全体を一台の空調システムで管理し、リビングから廊下、洗面所、トイレなど、家中を一年を通して快適な温度に保つ設備です。
また、各部屋に個別のエアコンを設置する必要がないため、内装がすっきりし、空間を広く見せられます。
インテリアの自由度も増しますし、室外機も少なくて済むため、外観を損なうこともないのも全館空調のメリットです。
さらに、換気機能や空気清浄機能が備わっているため、アレルギーを持つ方や、きれいな空気環境を保ちたい方にも、全館空調がおすすめです。
高性能な窓や断熱材
- 室内の熱を逃がしにくく、外からの熱の侵入を防ぐ
- 結露の発生を抑える
高気密・高断熱の家は、「夏涼しく、冬暖かい」という理想的な住環境を実現してくれるため、家づくりには欠かせない選択肢です。
まず、複層ガラスやトリプルガラスといった高性能な窓は、室内の熱を逃がしにくく、外からの熱の侵入を防ぐ役割を果たします。
また、結露の発生を抑える効果もあり、カビやダニの発生を防ぎ、住まいや、家族の健康を守れるというのも魅力的です。
初期費用は通常の建材よりも高くなりますが、断熱材と窓の機能による光熱費の削減効果で、数年以内に回収できると言われています。
オヒサマノイエでは、断熱性能と気密性を高めつつ、空気の流れをシミュレーションをした上で間取りを設計。
「夏涼しく、冬暖かい」家づくりのためには、高機能な窓と断熱材は重要な設備です。
吹き抜け
- 独特の開放感と明るさ
- 日中なら照明なしで明るい
- 効率的な換気が可能
最大のメリットは、その圧倒的な開放感です。
リビングや玄関など、家の中心となる場所に吹き抜けを設けることで、他の設備では得られない独特の開放感を空間にもたらしてくれます。
天井が高くなることで視覚的な広がりが生まれ、実際の床面積以上のゆとりを感じられますし、圧迫感がなくなり、快適な住空間を実現できます。
また、風通しが良く、照明なしでも部屋が明るくなることも大きな魅力です。
光が部屋の奥まで差し込み、日中でも照明なしで明るく過ごせますし、風の通り道を作ることで、効率的な換気が可能になります。
リビングにいる親が、2階の自室にいる子どもに声をかけるといったことも容易になり、家族の一体感を育めるのも、吹き抜けの魅力です。
吹き抜けを設置した家の事例は、以下を参考にしてみてください。
収納・片付けを楽にする設備
一方で、デメリットとしては、ある程度のスペースが必要となるため、間取りに制約が生まれることが挙げられます。
しかし、最近では、ウォークインタイプだけでなく、壁面を活用した省スペースなタイプも増えており、間取りに合わせて柔軟に設計することが可能です。
一方で、ある程度のスペースが必要となるため、間取りに制約が生まれることや、他の部屋のクローゼットを無くすことで、自分の部屋に自分の衣類をしまえないといった点が挙げられます。
パントリー
- 圧倒的な収納力
- 家事動線がスムーズになる
- ゴミの一時置き場にできる
- リサイクルゴミの分別スペースとしても活用できる
パントリー(食品庫)は単なる収納スペースではなく、家事を効率化し、キッチンをいつもきれいに保つための重要な設備です。
パントリーの最大のメリットは、その圧倒的な収納力。
食品や調味料、飲料のストックはもちろん、滅多に使わない調理器具、食器、防災グッズなどを一か所にまとめて収納できます。
また、家事動線がスムーズになる点も大きな魅力です。
キッチンに隣接してパントリーを設けることで、買い物から帰ってきてすぐに食品をしまうことができ、調理中も必要なものがすぐに取り出せます。
さらに、ゴミの一時置き場や、リサイクルゴミの分別スペースとしても活用できるため、日々の家事の負担を大きく軽減してくれます。
パントリーを導入した家の事例については、以下も参考にしてみてください。
ファミリークローゼット
- 洗濯家事の効率化ができる
- 家族全員の衣類をまとめて管理できる
ファミリークローゼットは、家族全員の衣類や小物を一か所にまとめて収納するウォークインタイプのクローゼットで、家事の負担を大きく軽減し、日々の生活を快適にしてくれる設備です。
パントリー最大のメリットは、家事の効率化です。洗濯機で洗った後、乾燥機や室内干しスペースから取り込んだ洗濯物を、各部屋に運ぶ手間が省けます。
ファミリークローゼットがあれば、その場で畳む、またはハンガーにかけるだけで片付けが完了します。
また、家族全員の衣類をまとめて管理できるので、何がどこにあるか一目で把握でき、非常に便利です。
ファミリークローゼットを導入した家の事例については、以下も参考にしてみてください。
大容量のシューズクローク
- 大量の靴を収納できる
- 来客時でも慌てることなくスッキリできる
- 靴以外の収納としても活躍する
家族の人数が増えるほど、靴の数も増え、散らかりがちですが、シューズクロークがあれば、すべての靴を隠して収納できます。
しかし、大容量のシューズクロークをおすすめできるのは家族の靴が多い方だけではありません。
ベビーカーやアウトドアグッズなど、玄関周りに置かれがちな物をまとめて収納できる便利なスペースです。
さらに、ベビーカーやゴルフバッグ、スキー・スノーボード用品など、室内に持ち込みたくないけれど、外に置きっぱなしにもできない物の収納に最適です。
また、ウォークスルータイプにすれば、玄関からシューズクロークを通って直接手洗い場やリビングに入る動線を作ることも可能です。
その他、ユニークな便利設備
カードキー・パスワード式の玄関
- 鍵を探す手間がなく、出入りがスムーズ
- 小学生くらいになったお子さんの鍵の紛失の心配もない
- ピッキングによる不正解錠のリスクを軽減できる
- うっかり戸締まりを忘れる心配もない
カードキー・パスワード式の玄関は、鍵を探す手間がなく、日々の出入りが格段にスムーズになります。
買い物で両手がふさがっている時や、小さなお子さんを抱っこしている時でも、簡単に鍵を開けられます。
また、スマホやリモコンキーで開閉できるタイプもあり、ポケットやバッグに入れたままでも解錠できるので、鍵を探すストレスから解放されます。
さらに、パスワード式なら小学生くらいになったお子さんの鍵の紛失の心配もありません。
また、防犯面でも非常に安心です。鍵穴がない、または隠されているため、ピッキングによる不正解錠のリスクを軽減できます。
万が一、カードキーを紛失した場合でも、シリンダーごと交換することなく、紛失したカードの登録を抹消するだけで済むため、再発行の手間や費用も抑えられます。
鍵の閉め忘れを自動で知らせる機能や、オートロック機能が付いている機種もあり、うっかり戸締まりを忘れる心配もありません。
電動シャッター(防犯や雨対策にも)
- 就寝前や外出前の戸締まりが非常に楽
- 防犯性能が高い
- 遮熱・遮音効果も得られる
電動シャッターは、手動での開け閉めが不要になるだけでなく、住まいの安全性や快適性を大きく向上させてくれる設備です。
リモコンひとつで複数のシャッターを同時に開閉できるため、就寝前や外出前の戸締まりが非常に楽になります。
次に、防犯性能の高さも大きな魅力です。
電動シャッターは、手動シャッターに比べて外部からこじ開けられにくく、泥棒などの侵入を物理的に防ぐ効果が高いとされています。
また、タイマー機能付きの機種を選べば、決まった時間に自動で開閉することも可能で、防犯効果を高められます。
さらに、遮熱・遮音効果も得られる点も見逃せません。シャッターを閉めることで、外からの熱や冷気の侵入を抑え、冷暖房効率が向上し、光熱費の削減につながります。
新築で「つけなくても良かった」設備5選
こちらでは、新築で「つけなくても良かった」設備について、以下の5つを紹介します。
こちらで紹介する設備は、不必要なものではないということは押さえておいてください。
要望やライフスタイルによっては、つけたほうがいいものですので、設備選びの際に業者に相談してみてください。
弊社でも、こういった設備を設置した事例もありますので、気になる方は、ぜひ以下のLINEや電話、メールからお気軽にご相談ください。
オヒサマノイエにご相談ください!
解決します。
注文住宅
リフォーム
リノベーション
自宅サウナ

多機能・豪華なお風呂
最新のシステムバスには、以下のようなさまざまな機能が搭載されています。
- ミストサウナ
- ジェットバス
- テレビ
- サウンドシステムなど
しかし、実際に住んでみると、その多くが使われないままになるケースが多々あります。
ミストサウナやジェットバスは、日々の忙しい生活の中で、ゆっくりと時間をかけて入浴する機会は意外と少ないものです。
特に子育て中の家庭では、子どもと一緒に入浴する時間の方が多く、「機能を活用する余裕がない」という声も。
次に、維持管理の手間も大きな要因です。多機能な分、掃除すべき箇所が増え、カビや水アカが発生しやすくなります。
「せっかく新築だから」と安易に盛り込むのではなく、お子さんが大きくなった頃にリフォームで導入するといった視点でも検討してみてください。
天窓(トップライト)
天窓は屋根に直接設置されるため、夏場は直射日光が強く差し込み、室温が上昇しやすくなります。
断熱性の高いガラスを選んでも、熱の侵入を完全に防ぐことは難しく、エアコンの効きが悪くなり、光熱費がかさむ原因に。
空間に明るさと開放感をもたらしてくれる天窓は、実際に住んでみると、意外にデメリットも見過ごせません。
次に、強い雨が降った際には、屋根に直接当たる雨音が室内に響き渡り、人によっては不快に感じることがあります。
さらに、天窓は高い位置にあるため、ホコリや落ち葉、鳥のフンなどで汚れやすく、自分で掃除するのは困難です。専門の業者に依頼する必要があり、その分の費用がかかります。
また、定期的な点検やメンテナンスができる方で、開放感を大切にしたい方には、おすすめです。
予備のコンセント
最近では、掃除機は、ロボット掃除機やコードレス掃除機が主流になり、特定の場所に充電用のコンセントがあれば事足りるようになりました。
将来的な家具の配置を考慮して、多めに設置しても、実際に家具を置いてみたらコンセントが隠れてしまい、結局使わないということも。
また、玄関や壁のくぼみに飾り付け用のコンセントや、特殊なコンセントも「いらなかった」と言われる代表例です。
家を建てる際には、どのような家電をどこに置くか、本当に必要な場所に、必要な数を計画することが、後悔しないための鍵です。
予測がつかないようであれば、候補となる場所にコンセントを追加できるような配線の設計にしておくと良いでしょう。
ダウンライト
ダウンライトは真下をピンポイントで照らす性質があるため、数が多すぎると、ゴチャゴチャした印象になり、落ち着かない空間になってしまうことがあります。
まぶしいと感じることもある一方で、配置を間違えて暗いという失敗も。
ダウンライトは全体を照らすシーリングライトとは異なり、光が届く範囲が限られます。
そのため、家具の配置を考慮せずに設置すると、光が届かない場所ができてしまい、部屋の一部が暗くなってしまうことがあります。
特に、ダイニングテーブルの上など、ピンポイントで照らしたい場所を外してしまうと、非常に使い勝手が悪くなるため、設計は重要です。
また、高い位置にあるため、ホコリがたまりやすく、掃除がしにくいという難点もあります。
ベランダやバルコニー
ベランダやバルコニーはライフスタイルの多様化に伴い、必要性が薄れてきているのが現状です。
最近では、高性能な浴室乾燥機や、乾燥機能付きのドラム式洗濯機が普及したことで、天候に左右されずに洗濯物を乾かせるようになりました。
花粉やPM2.5、黄砂などのアレルギー物質が気になるため、最初から部屋干しを前提とする家庭も増えています。
次に、ベランダは常に雨風にさらされるため、定期的な防水工事や、手すりや床材のメンテナンスが必要です。
さらに、ベランダは構造上、雨漏りが起こりやすい箇所のひとつです。適切な防水処理やメンテナンスを怠ると、建物の寿命を縮める原因にもなりかねません。
また、ホコリや落ち葉、鳥のフンなどで汚れやすく、掃除の手間も発生します。
使わないベランダやバルコニーの清掃に手間をかけるのは億劫になりがちです。また、メンテナンス費用は、家が古くなるにつれてかさみ、維持費が家計を圧迫する原因となることもあります。
後悔しないための設備選びのポイント
こちらでは、後悔しないための設備選びのポイントを解説します。
ライフスタイルや家族構成、将来の変化を想像する
新築の設備選びで後悔しないために、以下のポイントを考えてみてください。
- 家事の時間はどれくらいか
- どのような家事を面倒だと感じているか
- 家族それぞれが家でどのように過ごしているか
次に、将来の家族構成の変化を想像します。
今は夫婦二人でも、将来子どもを持つ予定があるなら、浴室乾燥機やファミリークローゼット、大容量のシューズクロークなどは、日々の家事を劇的に楽にしてくれるでしょう。
逆に、子どもが巣立った後のことまで考えると、子ども部屋の専用収納などは、必要最小限に抑えるという選択肢も出てきます。
そして、将来の自分たちが年を重ねた際に、階段の上り下りが負担になるかもしれません。
将来的に1階だけで生活が完結するような間取りを想定したり、手すりをつけられるように壁を補強しておいたりすることも、大切なポイントです。
ショールームを徹底的に活用する
実際の使い勝手や質感、サイズ感を五感で確かめるためにショールームを活用してください。
例えば、キッチンの広さや、食洗機の収納力、シャワーヘッドの持ちやすさなど、数字や画像、カタログの説明だけではイメージしにくい部分を、実際に見て、触って、試せます。
自分の身長に合わせて、キッチンの高さを選ぶことも重要です。
また、気になる設備を導入するシミュレーションを体験することもおすすめです。
システムキッチンでは、包丁や調理器具の収納、コンセントの位置などをシミュレーションしてみることで、日々の調理動線に合ったレイアウトを見つけられます。
予算と優先順位を明確にする
家づくりの夢や希望をすべての要望を叶えようとすると、予算はあっという間にオーバーしてしまいます。
家づくりにかかる総費用を把握し、設備に充てられる上限額を決めましょう。
このとき、建物本体価格だけでなく、外構費や諸費用なども含めて、全体像を掴むことが大切です。予算の枠組みを明確にすることで、設備選びの際に冷静な判断ができるようになります。
また、将来的なランニングコストも考慮に入れるべきです。初期費用は安くても、毎月の電気代やガス代がかさむ設備は、長期的に見るとコスト高になる可能性があります。
逆に、初期費用は高くても、光熱費を大幅に削減できる設備(高性能な断熱材や窓など)は、結果的に家計を助けてくれます。
譲れない設備と、妥協できる設備をリストアップする
後悔しない家づくりのためには、まず設備について家族で話し合い、「これだけは絶対に譲れない」という設備を洗い出してみましょう。
家事の負担を減らすもの、家族の健康を守るもの、趣味やリフレッシュに欠かせないものなど、各家庭の価値観によって異なります。
次に、「できればつけたいもの」と「あればいいもの」をリストアップし、優先順位をつけましょう。
例として、以下のような優先度をつける方が多いです。
優先度 | 例 |
---|---|
高いもの (譲れないもの) |
・食洗機 ・浴室乾燥機など ・日々の家事の負担を大きく減らす設備 |
中程度のもの (できればつけたいもの) |
・床暖房 ・全館空調など ・快適性を高める設備 |
低いもの (なくても困らないもの) |
・ジェットバス ・特別な照明器具など ・贅沢品や嗜好性の高い設備 |
優先度では判断つかない場合には、以下のように希望に応じた必要な設備をピックアップ。ピックアップした設備に代替案がないか、妥協できるかどうかを判断するのもおすすめです。
状況や希望 | 必要な設備の参考 |
---|---|
キャンプやスポーツが趣味 | 大容量の「シューズクローク」は必須かも |
生活がより便利・快適にしたい | ・多機能なシステムバス ・床暖房 ・電動シャッター ・自動開閉のトイレ |
共働きで忙しい家庭 | 「食洗機」や「浴室乾燥機」は譲れないかも |
アレルギーを持つ家族がいる | 高性能な換気システムや窓の性能が最優先事項となる |
譲れないものと妥協できるものを明確にすることで、限られた予算とスペースを、最大限に有効活用できます。
また、万が一、予算がオーバーしそうになった場合でも、冷静に妥協できる設備から見直せるため、後悔の少ない選択につながります。
新築の設備に迷ったらオヒサマノイエへ相談ください!
後悔のないマイホームを手に入れたいという方の気持ちに寄り添い、「オヒサマノイエ」ではこれまで多くのご家族の夢を形にしてきました。
- 食洗機や浴室乾燥機は本当に必要?
- 床暖房や全館空調って本当に快適なの?
- おしゃれな天窓って、実際どうなの?
インターネットや雑誌でたくさんの情報を集めても、結局何が自分たちにとって最適なのか分からず、迷ってしまうのは当然のことです。
私たち「オヒサマノイエ」が最も大切にしているのは、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添うこと。
現在の暮らしはもちろん、5年後、10年後、そしてその先の未来まで見据えて、本当に必要な設備を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
オヒサマノイエには、女性コーディネーターが在籍しており、家事ラクで子育てしやすい家づくりの提案に強みがあります。
- 日々の家事の負担を減らす食洗機
- 家族の健康を守る高性能な窓や断熱材
- 家事動線をスムーズにするファミリークローゼットやパントリーなど
家づくりの主役は奥さまになることが多いですが、全てを叶えるとなると、予算との兼ね合いでうまくいかないこともあります。
丁寧なヒアリングを通して、本当に「つけてよかった!」と心から思える設備を厳選してご提案します。
どんな些細なことでも構いません。豊富な事例やコーディネート案を提示させていただきますので、以下のLINEやメール、電話から、ぜひお気軽にご相談ください。
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