この記事では、はじめて家を建てる方が知っておくべきことを、家づくりの「流れ」から「費用」「よくある失敗とその対策」まで、徹底的にわかりやすく解説します。
家を建てることは、多くの方にとって一生に一度の大きなイベントです。
- 何から手をつければいいの?
- 費用はどれくらいかかるの?
- 失敗しないためにはどうすればいいの?
いざ家づくりを始めようとすると、上記のような不安や疑問が湧いてくるものです。
よくある質問についても紹介しますので、はじめての家づくりでわからないことが解消されます。
日頃、勉強会やセミナー、無料相談などで多くの方と接してきた、私の知見や経験を基に解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
動画でも、説明しておりますので、こちらもぜひチェックして見てください。
はじめて家を建てるためのステップ
(ステップが一目でわかる画像を挿れる)
はじめての家づくりでの成功のカギは、計画を立ててひとつずつ進めること。
まず、どんな暮らしがしたいかを家族で話し合い、イメージを固めます。インスタグラムや雑誌、モデルハウス見学が参考になります。
イメージが固まったら、自己資金や住宅ローン、諸費用を含めた全体像を把握し、返済シミュレーションをして、資金計画を立てるようにしてください。
次に、土地探しとパートナー選びを並行して行います。
家を建てる際のパートナーには、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つがあります。
それぞれの特徴を理解し、自分たちに合ったプロを見つけることが重要です。
比較項目 | 工務店 | 設計事務所(建築家) | ハウスメーカー |
---|---|---|---|
ビジネスモデル | ・地域密着型の中小企業 ・施工技術に強みを持つ |
・唯一無二の設計・デザインを提供 ・設計と施工は分離 |
・規格化された住宅を大量生産 ・広告宣伝に多額の費用を投下 |
費用・コスト | ・安め ・経費が少ない分、建物に費用をかけやすい |
・設計料が別途かかる ・工事費は業者次第 |
・高め ・宣伝費や間接経費が価格に反映される |
設計の自由度 | ・高い ・柔軟な対応が可能 |
・非常に高い ・唯一無二の家づくりが可能 |
・低い ・規格品からの選択が基本 |
保証・安心感 | ・地場に密着 ・手厚いアフターサービスが期待できる |
・業者や建築家によって異なる | ・安定した経営基盤と長期保証が魅力 |
また住宅の性能は、快適な居住性と将来的な資産価値を左右する重要な要素ですので、「耐震性」「断熱性」「気密性」の3つの軸は押さえておきましょう。
(流れについて解説する記事の誘導文とリンクを設置予定)
家を建てる時にありがちな失敗とその対策
こちらでは、家を建てる時にありがちな失敗とその対策を解説します。
失敗しないための家づくりについては、以下の動画も参考にしてみてください。
予算オーバーしてしまう
予算オーバーの問題の根本には、単純な計算ミスだけでなく、計画段階での認識不足によるものが多いです。
多くの人が建物本体の価格にばかり注目し、以下の費用を見落としがちです。
- 住宅ローン手数料、登記費用、印紙税、不動産取得税などの諸費用
- 庭、塀、駐車場、アプローチなどの外構費用
- 地盤改良費や外構工事費などの付帯工事費
付帯工事費は、建築費の20%から30%を占めることがあります。
安価な土地を選んだ結果、軟弱地盤が判明して地盤改良に費用がかかったり 、特殊な形状の土地(不整形地)を選んだことで設計や工事費が割高になったりするといったことも。
土地代を抑えたつもりが建物代で帳消しになるのも、予算オーバーの原因になることがあります。
さらには、設備・仕様を決める際に、「より良いものを」という気持ちから当初の計画より高価なものを選んでしまうのもよくある予算オーバーの原因として挙げられます。
予算オーバーを避けるためには、以下の2つのポイントを押さえましょう。
- 「総予算」を最初に決める
- 「譲れないことと、妥協できること」をリストアップしておく
- 優先度の低い項目は削る勇気を持つ
間取りが生活に合わない
理想の間取りを追い求めた結果、生活動線が非効率になったり、使わない部屋ができてしまったりすることもよくある失敗ケースです。
主な原因は、「現在の生活スタイルを基に考えすぎる」ことです。
子どもが小さいうちは便利な間取りでも、成長して個室が必要になったり、将来的に夫婦二人暮らしになったりすると、使い勝手が変わってしまいます。
また、雑誌やモデルハウスで見かけるおしゃれな間取りに憧れるあまり、自分たちの生活に本当に必要なのかを吟味しないまま採用してしまうことも失敗につながります。
間取りの失敗を避けるためには、以下の2つのポイントを押さえましょう。
- 「将来を見据えた生活シミュレーション」を行う
- 「生活動線」を徹底的に検証する
間取りは一度決めたら簡単に変えられません。現在の生活はもちろん、未来の暮らしまで見据えて、慎重にプランニングすることが、後悔のない家づくりの鍵となります。
設備の過不足が出る
家づくりでは、キッチンやお風呂、トイレといった住宅設備を選ぶ際にも失敗が起こりがちです。
「最新の設備を入れたけれど使いこなせない」「逆に便利な設備をつけ忘れた」といった後悔は少なくありません。
設備選びは家づくりの終盤になることが多く、予算が厳しくなって大事な設備を諦めたり、逆に深く考えずに不要な機能を付けてしまったりすることもあります。
設備を選ぶ際には、以下の2つのポイントを押さえましょう。
- 現在の生活で不便に感じていることをリストアップする
- 将来的にどんな暮らしをしたいかを明確にしておく
- カタログを見るだけでなく、実際にショールームに足を運ぶ
最新の設備がすべての人にとっての正解とは限りません。自分たちの暮らしに本当に必要な設備を見極めることが、満足度の高い家づくりにつながります。
業者との相性が悪い
業者の対応への小さな違和感や不満が積み重なると、スムーズな意思疎通ができなくなり、理想の家づくりができません。
知識や実績があっても、相性の悪い担当者では、信頼関係を築くことは難しいでしょう。
自分たちの価値観や理想のデザインを共有できず、「言った、言わない」のトラブルや後悔するケースも。
業者選びの失敗を避けるためには、以下の2つのポイントが重要です。
- 契約を急かすことはないか
- 要望を変更することが少ないか
- 連絡ミスが少ないか
- 会社の規模や実績だけでなく、担当者の対応を比較する
- 打ち合わせの内容は、必ず記録しておく
家づくりは、パートナーとの信頼関係の上に成り立ちます。見た目や価格だけでなく、心から信頼できる業者や担当者を見つけることも大切にしてください。
はじめて家を建てる人によくある質問
こちらでは、はじめて家を建てる人によくある質問について解説します。
住宅展示場にはいつ行くべき?
住宅展示場へは具体的な資金計画や理想のイメージが固まってから行くのがおすすめです。
なぜなら、まだ何も決まっていない段階で訪れると、魅力に圧倒され、現実的な予算や自分たちの暮らしに本当に必要なものが何なのかを見失いがちです。
住宅展示場を最大限に活用するためには、以下のタイミングで訪れるのが効果的です。
タイミング | 理由 |
---|---|
イメージをある程度固めた後 | デザインや間取りの傾向、標準仕様とオプションの違いを理解できるから |
プランや見積もりを比較する段階 (プランニングの中盤以降) |
自分たちのプランと照らし合わせ、細部の仕様や設備を再確認できるから |
目的を明確にしてから住宅展示場を訪れることで、無駄な情報に惑わされず、目的にあった効率的な理想の家づくりを進められます。
土地探しと業者探しはどっちが先?
家を建てる際には、業者に相談して得た土地情報をいくつか比較する「同時進行」が最も賢明です。
土地探しとハウスメーカー探しを切り離して考えてしまうと、うまくいきません。
例えば、「先に理想の土地を契約したものの、土地の形状や法的な制約により、希望する業者では理想の間取りが実現できなかった」というケースがあります。
逆に、先に業者を決めても、その会社が持つ土地情報が少なく、選択肢が限られてしまうことも。
そこで、以下のステップで「同時進行」することをおすすめします。
- 業者の候補を絞り込む
- 候補の業者に相談
- 土地情報の提供を受ける
- 土地にどんな家が建てられるのかを費用も含めて比較検討する
土地選びは、「立地・周辺環境」「法的規制」「土地の形状・地盤」の3つの観点から多角的に検討すべきです。
観点 | チェックポイント |
---|---|
立地・周辺環境 | ・生活施設や交通手段はどうか ・昼間と夜間の治安や騒音はどうか |
法的規制 | ・土地が道路に2メートル以上接しているか(接道義務) |
土地の形状・地盤 | ・地盤が弱い、過去に災害があったか ・災害ハザードエリアに指定されていないか |
立地や周辺環境は、時間や平日・休日に分けて実際に現地を訪れてみるのがおすすめです。
法的規制については、土地が道路に2メートル以上接していない土地で建築を行うには、別途、自治体を通して大阪府への許可申請が必要になります。
土地の価格が相場より著しく安い場合は、見た目では分からないリスクが潜んでいる可能性があります。
特に地盤の弱さは、地盤改良工事に多額の追加費用を要するため、購入前に地盤調査の記録を確認することが不可欠です。
頭金はどのくらい必要?
オヒサマノイエでは、まずファイナンシャルプランナーとシミュレーションをして頭金の金額を決めることをおすすめしています。
基本は、頭金は入れず手元に現金を残しておき、必要な時に備えておくのがベストだと考えています。
というのも、「頭金を入れた方がいい」と言われ始めた時代に比べて、ローンの金利は低くなっているから。
ただし、頭金を用意することには、以下のようなメリットがあります。
- 住宅ローンの審査に通りやすくなる
- 総支払額を抑えられる
- 金利優遇を受けられる可能性がある
一般的には、物件価格の10〜20%程度が目安とされていますが、これはあくまで目安です。
自身の現在の貯蓄額や将来のライフプランを考慮し、無理のない範囲で頭金の額を検討しましょう。
頭金が少ない場合でも、住宅ローンの返済計画を慎重に立てることで、理想のマイホームは十分に実現可能です。
オヒサマノイエでは、弊社のファイナンシャルプランナーに無料でいつでも相談できますので、以下の電話やLINE、メールからお気軽にお問い合わせください。
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家づくりにかかる期間は?
土地探しやプランニングを含めると、一般的には8ヶ月〜15ヶ月程度が目安です。
ただし、これはあくまで平均的な期間であり、以下のようなステップごとにそれぞれの期間が異なります。
ステップ | 期間 |
---|---|
情報収集・資金計画 | 1〜3ヶ月 |
土地探し・業者選び | 3〜6ヶ月 |
プランニング・契約 | 2〜6ヶ月 |
建築工事 | 3〜6ヶ月 |
完成・引き渡し | 1ヶ月 |
土地をすでに所有しているか、建物の仕様にどの程度こだわるかによっても期間は大きく変わります。長いと24ヶ月(2年)以上かかるケースも。
それぞれのステップを丁寧に踏むことが、後悔のない家づくりができますので、慌てて進めないようにしましょう。
家を建ててはいけない年齢は?
「家を建ててはいけない年齢」というものに明確な決まりはありません。しかし、人生のタイミングや住宅ローンの観点から、注意が必要な時期があることは事実です。
年齢 | 理由 |
---|---|
20代前半 | 勤続年数が短く収入が安定していないと、ローンの審査で不利になりやすい |
50代後半以降 | ・完済時の年齢を80歳未満とする場合が多い ・借入期間が短くなり、月々の返済額が大きくなりやすい |
また、日本では、古くから厄年や天中殺といった縁起を気にする風習があり、そのタイミングを避けるという方もいらっしゃいます。
厄年を気にするなら、男性は25歳、42歳、61歳、女性では19歳、33歳、37歳が厄年です。
天中殺・大殺界といった占星術に基づく、運気が低迷するとされる時期を気にする方は占いに行って見てもらっても良いでしょう。
オヒサマノイエでは、年齢ではなく、あなたが置かれている状況を考えておくことをおすすめしています。
住宅ローンは他のローンと一緒に組めないので、車のローンなどを組んでいる人は注意が必要です。また、家づくりを始める前に転職してしまっているという方も注意が必要です。
こういった状況の方でも組める方法は、いくつかあります。心配な方は、一度弊社までご相談ください。
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はじめて家を建てるならオヒサマノイエへ!
住宅ローン、土地探し、間取り、そしてデザインなど、はじめての家づくりには、数えきれないほどの疑問や不安がつきものです。
そんなあなたの悩みに寄り添い、理想の住まいを形にするのが「オヒサマノイエ」です。
お客様一人ひとりの「想い」と「ライフスタイル」を徹底的にヒアリングし、ただ家を建てるのではなく、その家族らしい暮らしをデザインします。
「オヒサマノイエ」ではお客様との対話を何よりも大切にし、趣味や休日の過ごし方、お子様の成長まで見据え、未来の暮らしを具体的に想像するお手伝いをいたします。
費用面では、弊社のファイナンシャルプランナーとのシミュレーションを通して、資金計画の段階から丁寧にサポート。住宅ローンや諸費用を含めた総予算を明確にし、無理のない範囲で理想を叶えるプランを提案します。
建てる家はおしゃれなデザインだけでなく、家事動線や収納など、収納アドバイザーが日々の暮らしやすさを徹底的に追求。見た目も使い勝手も満足できる家づくりを叶えます。
あなたの家づくりに寄り添い、最高のパートナーとなることをお約束しますので、不安な気持ちやわからないことを私たちにぶつけてください。
以下の電話やLINE、メールからお問い合わせお待ちしております。
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