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築古一戸建て「全面リフォーム」の初期費用を抑える方法や押さえておきたいポイントを解説!

築古一戸建て「全面リフォーム」の費用相場と失敗しないための進め方

この記事では、全面リフォームとリノベーションの違いや、費用イメージを解説します。

築古住宅は、全面リフォーム(フルリフォーム)によって、断熱や気密による快適性、デザイン性など高い性能を持つ住まいに生まれ変わらせられます。

「中古住宅購入+全面リフォーム」は、費用を抑えながら好立地で理想の家を実現する魅力的な選択肢です。

老朽化した設備や夏と冬の暑い・寒いといった中古住宅の弱点を解決し、高性能で快適な「理想の家」へと変身させるためのポイントも解説します。

弊社オヒサマノイエは高気密と高断熱に強みを持つ工務店です。また収納や家事動線も計算して設計。

暮らしやすい家を実現してきた経験をもとに解説しますので、ぜひ参考にしてください。

代表取締役畑 賢一

監修者の紹介

畑 賢一 -Hata.Kenichi

2級建築施工管理技士・第二種電気工事士
サウナスパプロフェッショナルマネージャー

高校卒業後から防水工事・電気工事に携わり、37歳でオヒサマノイエ 株式会社藤田建設工業代表に就任。建築にはかれこれ30年以上携わっています。

「全面リフォーム」とは?リノベーションとの違い

こちらでは、全面リフォームの定義やリノベーションとの違い、メリットデメリットを解説します。

全面リフォーム(フルリフォーム)の定義と工事の範囲

全面リフォームは、建物の構造躯体だけを残してスケルトンと言われる状態にし、住宅の機能を構成する大部分を一新する大規模な改修工事です。

以下のような工事を行うため、部分リフォームとは異なり、新築同等、あるいはそれ以上に性能を引き上げることが可能です。

工事の主な範囲 具体的な内容 目的
機能の刷新 キッチン、浴室、トイレなどの水回り設備すべてを最新のものに交換 快適性・利便性の向上
間取り変更 非構造壁の撤去・新設による大幅な間取り変更 ライフスタイルへの適応
ライフライン更新 給排水管、電気配線、ガス管など老朽化したインフラの全交換 安全性の確保と長寿命化
性能向上 断熱材の入れ替え、窓(サッシ)交換、耐震補強 省エネ化と災害への備え

リノベーションとの違い

「全面リフォーム」と「リノベーション」は、ほぼ同じ意味で使われますが、厳密には以下のような違いがあります。

呼称 目的 工事の規模
リフォーム (Reform) 新築時の状態に戻す(原状回復・修繕) 比較的小規模・部分的な工事
リノベーション (Renovation) 新たな付加価値を加え、性能や機能を向上させる 大規模で間取り変更を含む工事

築古住宅で「新築同等の性能」を目指すなら、性能向上や間取り変更を含む大規模なリノベーション(=フルリフォーム)を検討することをおすすめします。

「全面リフォーム」のメリット・デメリット

全面リフォームには多くのメリットがありますが、デメリットも理解しておいてください。以下の表にメリットとデメリットをまとめました。

メリット  デメリット 
・建て替えに比べ費用を削減できる
・ゼロからの建て替えより工期が短い
・仮住まい期間の費用・負担を軽減できる
・税制優遇などを利用できる
・建て替えが難しい土地でも住み続けられる
・間取り変更の制約がある
・住宅ローンに比べてローンは金利が高めな傾向
・築年数が古いほど予期せぬ腐食やシロアリ被害が出やすい
・追加の補修費用が発生するリスクがある

全面リフォームは、再建築不可の土地でも住める点は大きなメリットです。しかし、既存の構造を活かすため、間取りの自由度には制約が出ることがあります。

また、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高めになる傾向があります。さらに、築年数が古い建物では、予期せぬ腐食やシロアリ被害が発覚し、追加費用が発生するリスクも見過ごせません。

こういった点を踏まえて、事前に住宅診断(ホームインスペクション)と資金計画を立てることが重要になってきます。

中古一戸建て全面リフォームの費用イメージ

こちらでは、中古一戸建て全面リフォームの費用イメージを解説します。

一戸建て全面リフォームの費用の目安は、面積と築年数、性能向上の深度によって変動します。

給排水管の交換や最低限の耐震・断熱補強を含めた実用的なフルリフォームの概算相場は以下の表にまとめました。

面積の目安 リフォーム費用の相場(概算) 含まれる工事
20坪〜25坪 1,000万円〜1,800万円 水回り全交換、内装一新、配管交換、部分的な耐震・断熱補強
30坪〜35坪 1,500万円〜2,500万円 スケルトンに近い全面改修、間取り大幅変更、断熱材の全入れ替え
40坪以上 2,000万円〜3,500万円以上 高性能設備導入、外装全面改修、ZEH基準に近い高断熱化

デメリットの箇所でも触れた通り、築古住宅では、以下の「隠れたコスト」を想定して予算に組み込んでおくことをおすすめします。

  • 老朽化した給排水管や電気配線の全交換費用
  • シロアリ被害や雨漏りによる土台・柱の腐食が見つかった場合の補強・交換費用
  • 旧耐震基準の建物の場合、現行基準に適合させるための補強費用

オヒサマノイエで30坪・築40年の家をリフォームする場合は以下の費用が目安です。

◼︎オヒサマノイエの費用イメージ

費用の内訳 割合(概算) 金額(概算)
構造・性能向上費
(耐震、断熱、配管更新)
35% 700万円
設備機器費
(キッチン、風呂、トイレなど)
25% 500万円
内装・木工事費
(間取り変更、床・壁など)
25% 500万円
解体・仮設・諸経費
(設計費・申請費含む)
15% 300万円

「500万円・1000万円」でできる全面リフォーム

リフォームで実現できる範囲は予算規模に依存します。フルリフォームをするなら1,500万円以上の予算を組むことが一般的。

500万円前後では主に壁紙や水回り設備などの表層的な一新が中心です。1,000万円前後になると、全面的な内装改修に加え、耐震補強や配管更新といった機能向上も視野に入ってきます。

そして、1,500万円以上の予算を確保できれば、間取りの大幅な変更、高性能な断熱化、大規模な耐震補強など、新築に近いレベルのフルリフォームが実現可能です。

予算に応じて優先順位を明確にし、どこまでこだわるかを決めることが重要です。

予算目安 実現できるリフォームの範囲
500万円前後 【表層的な一新と部分的な設備交換】
・水回り数か所の交換、内装(壁紙・床)の貼り替えなど
・大規模な間取り変更や性能向上は難しい
1,000万円前後 【広範囲なリフレッシュと最低限の機能向上】
・水回り設備を一新し、内装も全面改修
・簡単な間取り変更や、老朽化した配管の一部更新、部分的な耐震補強が視野に入る
1,500万円以上 【新築以上を実現するフルリフォーム】
・大幅な間取り変更
・高性能な断熱改修
・大規模な耐震補強
・すべての設備・配管の交換が可能

全面リフォームで理想の家を実現するために押さえておきたいポイント

こちらでは、全面リフォームを行なって理想の家を実現するためのプランを解説します。

「性能向上」安心と快適性の確保

忙しい共働き世帯だからこそ、帰宅後の生活の質を高める耐震性と断熱性の向上が最優先事項です。

◼︎地震大国日本では必須の「耐震性の確保」

築古住宅は旧耐震基準の可能性が高いため、必ず現行の「新耐震基準」、できれば「耐震等級2以上」の性能が欲しいところ。

耐震等級2の具体的な工事内容として、基礎のひび割れ補修、耐力壁(筋かいや構造用合板)の増設、金物補強します。

オヒサマノイエでは、耐震等級3の家づくりが標準です。中でも制振というところにこだわっており、制振テープや筋交いを使い、避難所レベルの耐震性をもつ家を実現します。

◼︎快適と経済性を両立する「断熱性と気密性の向上」

断熱性や気密性の向上は、ヒートショックの予防や光熱費の削減になる投資です。

壁・床・天井(屋根)すべてに高性能な断熱材を隙間なくはめ込み、発泡ウレタンで隙間を埋めます。また、窓には断熱性の高いガラスへ交換。

熱の逃げにくさを示すUA値(外皮平均熱貫流率)を、国の省エネ基準(HEAT20のG1/G2)よりも低く抑えています。一方で、気密性はC値0.5以下という、C-1等級をさらに下回る数値を基準にしています。

耐震性や断熱性、気密性については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

専門家による「構造の状態と劣化」の徹底調査

構造の状態と劣化具合を調査することはリフォームを成功させるための最重要工程のひとつです。

主な調査内容は、ひび割れ、腐食、シロアリ被害、雨漏りの痕跡、老朽化した配管など、素人目には見えない劣化や欠陥の有無です。

必要な耐震補強や断熱改修の範囲が明確にするため、目視や超音波、赤外線カメラなどの専用の機器を用いて、建物の土台となる基礎や柱、梁などの構造躯体の状態を調べます。

調査結果によって、必要な工事や修復などの方針がわかるため、無駄のないリフォーム計画の根拠になります。

過ごしやすさの要である間取りと動線の最適化

家事や生活の動線を設計することで、ストレスフリーな生活空間ができあがります。家事動線には、「キッチン⇔洗面室⇔浴室」をつなげ、移動距離を最小限にするなど、さまざまな工夫ができます。

以下の動画のように、必要なものが使う場所のそばにある「適所収納」や、リビングに接した間仕切りがあるワークスペースを設置するなど生活に合わせた設計が重要です。

そのほか、以下の動画で紹介しているように、洗濯を効率化するためランドリールーム(室内干しスペース)を設置し、洗う→干す→しまうの動線を一箇所で完結させられます。

さらに、玄関の土間収納(コート、バッグ)や、各部屋に分散したファミリークローゼットなど、工夫の仕方はさまざまあります。

知っておきたい全面のリフォームローンと優遇制度

大規模なリフォームを検討する際は、適切なローン選びと優遇制度の活用が必須です。

優遇制度としては、住宅ローン控除や、ローンを使わない場合のリフォーム促進税制があります。

リフォームのローンについては、以下を参考にしてください。

ローンの種類 特徴 主な利用ケース
リフォームローン(無担保型) ・審査期間が短い、担保不要
・金利は住宅ローンより高め。
比較的小規模なリフォーム
住宅ローン(有担保型) ・金利が低い、担保が必要
・審査に時間がかかる
大規模リフォームや、中古購入とリフォームをセットにした「一体型ローン」

また、耐震・省エネ・バリアフリーなどの工事では、固定資産税の減額や補助金制度も活用できるため、事前に確認して利用することをおすすめします。

◼︎活用すべき主な優遇制度
  • 住宅ローン減税(リフォーム): 要件を満たすリフォームの場合、年末時点のローン残高に応じて所得税が控除される。
  • 各種補助金・助成金:耐震改修や省エネ改修(断熱・高性能設備導入)に対し、国や自治体の補助金が利用可能。
  • 固定資産税の軽減措置:耐震・省エネ・バリアフリーなどのリフォームで、一定期間固定資産税が軽減される。

全面リフォームするならオヒサマノイエを検討ください!

「オヒサマノイエ」のリフォームは、高断熱・高気密を徹底し、一年中快適な室温を保ちながら光熱費を削減します。さらに、高い耐震性能を標準としているため、地震の時にも安心です。

リフォームをする際の資金計画についても、弊社在籍のファイナンシャルプランナーがサポート。住宅ローンや補助金、税制優遇まで考慮した最適な資金計画をご提案します。

無理のない予算で、理想の住まいを実現するお手伝いをいたしますので、リフォームしようか迷っている方もぜひご相談ください!

以下のLINEやメール電話からお問い合わせいただけます。

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